2016年 07月 21日
2016日中子ども書画展、九博エントランスホールにて

今年はじめて教室から日中子ども書画展に応募しました。
2名が入賞、13名が入選、作品は九州国立博物館エントランスホールに展示されるとのことです。
会期:2016年8月4日(木)~6日(土)
会場:九州国立博物館(太宰府市)エントランスホール
ところで、どうしてこの展覧会に参加することになったのか・・・話は2年前のNHK国際放送ラジオジャパンのDJコンテストに遡ります。このコンテストに参加することになり上京、地下鉄でコンテスト会場へ向かいました。地上へ上がって、地図を頼りに会場はどっちだとキョロキョロしながら歩いていると、やはりその土地に不案内な様子の背の高い男性が歩いていました。―この男性が今回の子ども書画展の事務局長になる人なのですが―
この人も同じ所へ行くのかなあと思って見ているとやはり到着地は同じでした。係りの人から、会場内へは少し人数がまとまったら案内すると言われ、参加者同士、私たちは外で一言二言立ち話をしました。彼もこのコンテストのために福岡からやって来たとのこと。中国から来て、今は福岡に住み、雑誌の編集の仕事をしているということでした。
それからしばらくして彼が関わっている雑誌を送ってくれました。それからまたまたしばらくして、この書道展のことを教えてくれたのですが、いただいた資料だけでは様子がわからず、そのままになっていました。
その展覧会のことはほぼ忘れてしまっていたところへ、「今ならまだ間に合うから、ぜひ応募してください!!!」との連絡が入りました。要項を見ると、前に見たものよりしっかりとしていて応募させようと即断、生徒たちには申し訳なかったのですが、稽古日に、硬筆ではなく毛筆の準備をしてきた生徒に数枚で仕上げさせ、当日欠席していても競書出品で出さなかった作品が私の手元に残っていた生徒の作品もあわせて、大慌てで作品を送ったのでした。
作品は、ぶっつけ本番、生徒にとっても納得のいく作品ではなかったと思いますが、やはり実力のある生徒の作品が入賞しました。
人との出会いは本当に不思議です。

