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個展ーただ「新しいことをやりました」では駄目でしょう。その1

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            大塚婉嬢著『ペンと小筆による美文字レッスン』より

個展まで2か月を切りました。今回は初めての試みとして漢詩朗誦の時間を土日に1回ずつ入れてみることにしました。

書展を見に来ていただいて印象として残るもの、と考えたときに、画像だけでなく音楽のような耳からの記憶をプラスして頂こうと考えたからです。
長い間、幾度となく自分に問いかけながら得られなかった答えが一つ見つかった気持ちです。

書道と中国語。若い時から両輪のようにして歩み続けた自分がいます。
この二つがなかなか歩み寄ってくれない。そのもどかしさを仕方ないとあきらめかけていましたが。書作品を前に原語で聞いていただくーよく考えると、これまでも展覧会を見に来てくださる中国語の生徒さんの前ではいつもやっていることでしたが、そこに大きな意味を見出してはいませんでした。

音楽や絵画は分かるとか分からないとか言わずに感動することができます。なのに書作品は(書をやっていない人からは)必ず意味を聞かれ、そこで終わってしまいます。つまり、書表現においては「分からないけど良かった」が無いとは言いませんが非常に少ないのです。

書作品は漢詩を題材にしています。
漢詩は中国語です。
中国語は音楽のようです。

書作品を前に中国語で朗誦させていただきます。

大塚婉嬢




by kurobaru | 2019-08-18 11:46 | Comments(0)