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樹蔭黒原書道教室

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今年の書道教室のお稽古は本日12月26日が最終日です。

「第1回新春の小さな書道展」がついこの間のことのようですが、1週間後には第2回展を開催いたします。
お近くへお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。


                                                          大塚婉嬢
by kurobaru | 2014-12-26 11:54 | Comments(0)

樹蔭黒原-年賀状を書く楽しみは表書きにあり-

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                            『ペンと小筆による美文字レッスン』(大塚婉嬢著)より
年賀状を書く楽しみは表書きにあります。

1枚1枚が異なる作品であること。
乗ってくると思わぬよい書きぶりができたりします。
何年も書きにくいと感じていた文字がある年突然「上手く書けた!なあんだ、こういう造形にすればよかったんだ」という時もあります。

逆に、以前はびしっと決まって書けていた住所氏名が以前ほど上手く書けなくなったと思うこともあります。

実用の字も作品制作の影響を受けて、数年の間に「自分の字は少しずつ変化している」と感じます。
by kurobaru | 2014-12-19 11:04 | Comments(0)

樹蔭黒原-小学生の興味-

昨日、同じ町内に住んでおられる高校時代の恩師がご自分の句集をもって私の書道教室を訪ねられました。
夕方の時間で小学生がお稽古をしている最中でした。

先生は数学の先生をしておられました。
私が教えていただいたのはちょうど40年前です。
小倉に戻ってから実家近くで初めて先生をお見かけした時「西高で先生に教えていただきました。」とお声をおかけすると「そうですか。すみませんね。私はよく覚えていなくて。書道は私もやってみたいと思っているのですよ。」とおっしゃいました。それから何度か道でばったりお会いした時には、プールに泳ぎに行かれていること、俳句をやっていらっしゃるお話などを伺いました。

私が実家近くに引っ越してから4か月目、先生とは最近お目にかかっていないけれどどうしていらっしゃるかしら、と思っていた矢先、また道でばったりお会いしました。「私の俳句が市長賞をとった知らせがさっき届いてね、びっくりしたよ!」それからその句の話に花が咲き、私もその喜びを分けていただきました。

市長賞をとられた句が載っている冊子とご自身の句集をお持ちくださいました。
先生の句を拝見しながらその解釈についてお話をしている間、生徒たちはときどき不思議そうな顔で私たちを見ていました。

私が「こちらの方は私が高校で数学を教えていただいた先生よ。」と初めに紹介したので私が高校生だった時があったことや、目の前の高齢の男性が数学の先生だったことが小学生にはピンと来ないのだろうと勝手に想像していたところ、先生がお帰りになった後、子供からの質問は「先生、俳句って何ですか?!」というものでした。

確かに先生とは数分の間「この句はテントウムシが掌から飛び立ったのですね」とか「お散歩に行かれたご主人がなかなか帰ってこないけれど奥さんの方はどうしたのかしらと待っていらっしゃるのですね」「いやいや亭主がなかなか帰ってこないのを却って喜んでいる奥さんの立場で作ったんだよ」などなどと話していたのです。子供たちは筆を動かしながらもその話を興味深く聞いていたようです。

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by kurobaru | 2014-12-13 12:05 | Comments(0)

行草作品の作り方

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昨年12月から大きな作品も行草作品に取り組んでいます。

これまで半切の行草作品(14字)はそれほど苦労せずになんとかやっていましたが、大きな作品となると別の話です。

楷書ばかり書いてきた私の2×8尺の行草作品の作り方はとりあえず行書で書いてみて習い覚えている草書をその中に入れていく方法でした。
 
ところが今回、草書作品を書こうとして七律の詩・56文字全てを草書だけで書いてみたところ、私の作品らしくなくなってしまい、空間がすかすかになったところに工夫が必要になりました。結局一部を行書に置き換えてみることにしました。するとあっというまに自分の作品らしくなりました。こんな方法はこれまでやったことがなかったのですがまさに目からうろこが落ちるがごとくで自分の得意な点画の入った行書をちりばめただけでリズムが生まれたのです。これまで知らなかった草書の形も一度で頭に入りました。

このひと月、書譜を書いてきたところの一つの帰着点がここにありました。
by kurobaru | 2014-12-09 16:02 | Comments(0)

大変です!!書に命が吹きこまれていない。

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図録作成に合わせて連合個展出展の作品のうち4点を先に表具店に送らなければなりません。

張玄墓誌銘の臨書、9月にできました。
欧陽詢の温彦博碑風の楷書作品、それに続いてできました。
葛飾現代書展に出品した条幅作品も使います。

あと1点。
夏にはできていました。
なんとなく出来上がってこれでもいいかと思っていましたが、爨(さん)龍顔碑をはっきりと意識して20枚書きました。ですが爨龍顔を意識しただけで作品にはなっていませんでした。作品らしくするためにまた20枚ばかり書きました。爨龍顔風の作品で体裁が整ったので今の私の力はこんなものだと思って表具店に回すつもりで袋に入れました。封をする前に今井先生の図録を開いて見ました。当たり前ですが、全然違う。大変です!!!私の書いた字には命が吹きこまれていない・・・。それから十数枚書きました。3行書きの2行目と3行目が狭く見える・・・おかしいなあ・・・2行目の中心を紙の中心でなくやや右寄りにすれば行間が等しく見えるという簡単なことに気づくまで5,6枚紙を無駄にしました。すでに爨龍顔の雰囲気はかすかに残る程度、。ほぼ消えかけています。ですが初めのころの作品より少しましになりました。
by kurobaru | 2014-12-01 21:16 | Comments(0)